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BitVisor Summit 5

2016年11月30日(水)
法政大学
市ヶ谷キャンパス
BT棟 26F スカイホール

新着情報

開催趣旨

BitVisor Summit は、BitVisor に興味を持つ幅広い層の方々に、交流や情報交換の場を提供することを目的としています。BitVisor は純国産の仮想マシンモニタですが、BitVisor のように日本国内において研究開発されており、なおかつ高い完成度を持つ低レイヤのシステムソフトウェアはそれほど多くないのではないかと思います。

本 Summit は BitVisor に関する最新の技術的な情報の交換の場を提供するほか,仮想化技術やOSカーネルなど、高度な基盤システムソフトウェア全般に興味を持った研究者・開発者・ユーザが交流する稀少な機会として有益な場となることを期待しています。

第5回目となる今回も、(社)情報処理学会OS研究会(システムソフトウェアとオペレーティングシステム研究会)のサポートにより、第28回コンピュータシステム・シンポジウム(ComSys2016)の併設イベントとして開催いたします。

開催概要

日時 2016年11月30日(水)
場所 法政大学 市ヶ谷キャンパス(Google Map
BT棟 26F スカイホール
〒102-8160 東京都千代田区富士見2-17-1

アクセス
【JR線】 総武線:市ヶ谷駅または飯田橋駅下車徒歩10分
【地下鉄線】 都営新宿線:市ヶ谷駅下車徒歩10分
【地下鉄線】 東京メトロ有楽町線:市ヶ谷駅または飯田橋駅下車徒歩10分
【地下鉄線】 東京メトロ東西線:飯田橋駅下車徒歩10分
【地下鉄線】 東京メトロ南北線:市ヶ谷駅または飯田橋駅下車徒歩10分
【地下鉄線】 都営大江戸線:飯田橋駅下車徒歩10分
主催 (社)情報処理学会
システムソフトウェアとオペレーティングシステム研究会
第28回コンピュータシステム・シンポジウム 併設イベント)
参加費 無料
定員 未定
発表申込 10月30日〆切
参加申込 受付中
問い合わせ先 品川高廣(東京大学)

発表募集

BitVisor Summit 5 では一般発表を募集します。BitVisor に関係する内容であれば、研究的なものでも技術的なもの(新規性の無いもの、既発表のもの)でも構いません。BitVisor を応用した研究の萌芽的なアイデアや、BitVisor を活用したツールの紹介、BitVisor のソースコード解説や新機能の提案など、BitVisor に興味を持つ参加者の方々にとって有益と思われる内容であれば OK です。

発表時間は、20分、30分、40分(質疑応答込み)から選択していただけます。萌芽的なアイデアのみの場合は20分、細かい内容までじっくり話したい場合は40分など、内容に応じて選択してください(発表枠の都合によりご希望に添えない可能性がありますので、予めご了承ください)。

研究室の学生さんや教員の方々、企業で研究開発をされている方々など、様々な方々に発表していただいて BitVisor を盛り上げていただければと思います。

発表申し込み
発表者*
所属
代表者連絡先
メールアドレス*
発表タイトル*
発表希望時間 分(質疑応答込み)
発表スライド
公開可否
OK NG
発表概要*
(200字程度)
その他
連絡事項
(*は必須)

参加申し込み

BitVisor Summit 5では、アカデミックな方から産業界の方、一般の方など様々な方々の参加をお待ちしております.

会場準備の都合上、BitVisor Summit 5に参加予定の方は,参加登録をして下さるようお願いいたします.参加登録していただいた方には、BitVisor Summit 5に関する情報などをご案内する予定です。

なお、参加費は無料です。また、ComSys 2016の参加申し込みとは独立していますので、ComSys 2016本体にも参加される方は、別途お申し込みをお願いします。

名前
所属1
(大学・組織)
所属2
(学部・部門)
役職
メールアドレス
ご案内 BitVisor Summitに関する情報のメール送信を希望する。
連絡事項

プログラム

時間 発表内容
13:00-13:30
(30分)

[SlideShare]

「BitVisorの現状と今後」

*品川 高廣(東京大学)

BitVisor を応用したソフトウェアが vThrii として製品化され、東京大学を始めとした教育用計算機環境で実運用が開始されています。本発表では、東京大学で運用しているシステムの概要や今後の展望についてお話します。


13:30-14:00
(30分)

[PDF]

「BitVisor 2016年の主な変更点」

*榮樂 英樹(株式会社イーゲル)

2016年は、大規模PC環境向けOS配信管理ソリューションの開発に伴い、BitVisorに含まれていた様々な問題が修正されています。その修正には、virtio-net対応の改良、最新世代のコンピューターへの対応、一部機種で発生する問題への対応やメモリー管理のレースコンディションの修正などが含まれます。これらの変更内容について紹介します。

14:00-14:30
(30分)

[PDF]

「Virtualize APIC accessによるAPICフック手法」

*富田崇詠,明田 修平,瀧本 栄二,毛利 公一(立命館大学)

BitVisorでIntelプロセッサの分岐記録機構BTSの割込み機能を利用するためには,APICレジスタの一部をフックする必要がある.このためにBitVisorに実装されたMMIOのフック機能を用いることが可能であるが,今回はIntel VT-xのVirtualize APIC accessを用いての実装について述べるとともに,両者の比較について述べる.

14:30-14:40 休憩(10分)
14:40-15:10
(30分)

[PDF]

「xHCI driver implementation」

*Koomsin, Ake(IGEL Co., Ltd. )

The talk gives you an overview of the xHCI driver implementation. Topics will cover: - xHCI architecture overview - Relationship between Host Controller drivers, and USB drivers - Challenges, and implementation details - Changes in USB architecture

15:10-15:50
(40分)

[PDF]

「TinyVisorを動作させる際に体験したエラーの共有,解説」

*安岡亮輔(筑波大学)

現在OSを2つ動作させることのできる,BitVisorベースのハイパーバイザであるTinyVisor(BitVisor summit2より)を用いた研究を行っている.その際TinyVisorを動作させるにあたり,多くのエラーが発生した.そこで本発表では体験したエラーやその対処法を解説していく.

15:50-16:00 休憩(20分)
16:00-16:30
(30分)

[PDF]

「BitVisor内蔵のlwIPでAlkanetのログ送信を試みる」

*山下 雄也,明田 修平,瀧本 栄二,毛利 公一(立命館大学)

我々は,BitVisorをベースとしたシステムコールトレーサAlkanetを開発している.従来のAlkanetでは,Alkanetが動作するマルウェア観測用端末と,トレースログを受信するロギング用端末の2台を,IEEE 1394ケーブルで接続する必要がある.現在,イーサネットを利用して柔軟な端末構成を可能とするために,lwIPによるトレースログ送信機能の構築を進めている.本発表では,ログ送信の試みにより得られた知見として,ゲストOSに対してNICを隠蔽するか否かによる性能差やARPの対処に関する考慮が必要であることが明らかになったので,これらについて述べる.

16:30-17:00
(30分)

[SlideShare]

「BitVisor と KVM の性能比較の落とし穴 & BitVisor Advent Calendar について」

*深井貴明(筑波大学)

発表の前半では BitVisor と KVM で性能比較をする際に遭遇した問題について解説します. 後半は,昨年行った BitVisor Advent Calendar 2015 の振り返りと,今年の BitVisor Advent Calendar についてのお話をします.

17:00-

フリーディスカッション

その他

FAQ

◯発表募集に関して

  • Q: 他の場所で既に発表した内容でも構わないでしょうか?
    • A: こちらとしては、既発表でも構いません。
  • Q: 資料の公開は必須でしょうか?
    • A: 公開可能なものは公開していただければと思いますが、非公開のままでも構いません。
  • Q: 論文は必要でしょうか?
    • A: 必要ありません。発表スライドのみご用意ください。
  • Q: 査読はありますでしょうか?
    • A: 明らかに不適切な内容の場合はお断りする場合もあり得ますが、基本的には審査などはありません。
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