更新日:2011年11月4日 (金) LastModified: 04-Nov-2011
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- A Secure and Lightweight Hypervisor -

BitVisor
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New feature #1 of BitVisor 1.2 の新機能【1】

ACPI suspend S3 support ACPI サスペンド S3 対応

Your PCs can be suspended while BitVisor is running. BitVisor の稼働中にサスペンドしても問題ありません.

New feature #2 of BitVisor 1.2 の新機能【2】

TCG measurement support TCG measurement対応

The integrify of BitVisor can be measured with TPM. TPM を用いて BitVisor 自身の完全性を検証できます.


Improvement in BitVisor 1.2 の改善点

Fixes to improve reliability バグ修正による信頼性向上

Several bugs such as panic on Atom processors and bugs in memcmp() function are fixed. Atom での不具合や memcmp() のバグなど,いくつかの不具合が解消されています.

Support of BitVisor 1.2 のサポート

A paid service is available 有償サービスの提供

IGEL Co, Ltd. provides a paid service such as installation support and consulting. (株)イーゲルが導入支援及びコンサルティングなどの有償サービスを提供します.


* A part of the development of BitVisor 1.2 is supported by a competitive funding program called Seeds Validation Type, Feasibility Study (FS) Stage, A-STEP (Adaptable & Seamless Technology Transfer Program through Target-driven R&D), JST (Japan Science and Technology Agency). ※BitVisor 1.2 の研究開発の一部は,JST(独立行政法人 科学技術振興機構)のA-STEP(研究成果最適展開支援プログラム)フィージビリティスタディ【FS】ステージ・シーズ顕在化タイプに採択された課題「高セキュリティを実現する仮想マシンモニタ(BitVisor)の実用化検証」(企業責任者:株式会社イーゲル 松原克弥,研究責任者:東京大学 品川高廣)として実施されました.

Release Note

リリースノート

1. ACPI Suspend-to-RAM (S3) Support Add ACPI Suspend-to-RAM (S3) support. Currently, the core and the following device drivers support ACPI Suspend-to-RAM. - UHCI - EHCI - USB mass storage device - USB hub - PRO/1000 - ATA - AHCI ACPI Suspend-to-RAM has been enabled by default since this release. To disable it, please set CONFIG_DISABLE_SLEEP=1 and recompile. 2. Calling TCG BIOS Add functions for calling TCG BIOS before starting a guest OS and support TCG measurement. Changes related to this addition: - callrealmode: Save and restore system registers when entering/exiting realmode. - callrealmode: The VMM can call BIOS on a VM to use BIOS functions after starting mini-OS. - Remove a complex assembly source file including operation of reading MBR. The operation is now written in C using callrealmode. 3. Issuing ATA Commands Add functions for issuing ATA commands from the VMM. 4. Bug Fixes and Small Improvements * Realtek RTL816x Ethernet driver - Add a log output function. * Intel PRO/1000 Ethernet driver - Improve initialization code of the log output function to support internal devices of notebook PCs. * Core - Unmap the lowest 1GiB memory during no processes running for null pointer dereference detection. - Add a function allocating memory from 640KiB low memory. Implementation of realmode BIOS hook is easier than before. - A special I/O in the int $0x15 hook is no longer used. - CPU interpreter: Instruction length limited is checked instead of prefix length limit. - Shadow page table: Fix infinite loop bug in BIOS of some PCs. - Shadow page table: Fix bug that access permission flags were not correctly reflected. - Shadow page table: Improve CR0.WP bit handling. - Shadow page table: Fix failure of MMIO hook registration after mini-OS. - Shadow page table: Add a new config option "CONFIG_CPU_MMU_SPT_DISABLE" which disables shadow page table. This is for examining performance of shadow page table. - vt: Improve the operation changing segment register in realmode. - vt: Correct a stack error on VMLAUNCH/VMRESUME failure. - vt: Fix an event delivery operation problem occuring on Atom Z520/Z530 processors. - svm: Fix task-switch handler that did not work correctly when compiled 32bit. - svm: Add workaround for panic when a guest OS modifies the IA32_MTRR_DEF_TYPE MSR. - USB MSCD driver: Correct the size of an array. - USB MSCD driver: Fix memory leak. * Others - Add -fno-strict-aliasing to CFLAGS to avoid malfunction by GCC optimization. - boot/login: Fix compilation errors on 64bit environments. - boot/login-simple: Fix compilation errors on 64bit environments.
1. ACPI Suspend-to-RAM (S3) 対応 ACPI Suspend-to-RAM (S3) に対応した。現在、コアおよび以下のデバイス ドライバーが ACPI Suspend-to-RAM に対応している。 - UHCI - EHCI - USB マスストレージデバイス - USB ハブ - PRO/1000 - ATA - AHCI このリリースから、デフォルトで ACPI Suspend-to-RAM が有効である。無 効にするには、CONFIG_DISABLE_SLEEP=1 に設定して再コンパイルを行う。 2. TCG BIOS 呼び出し機能 ゲスト OS を開始する前に TCG BIOS を呼び出すための機能を追加し、 TCG measurement に対応した。機能追加に伴う変更は以下の通りである。 - callrealmode: モード遷移の挙動を変更し、制御レジスター等の保存・ 復元処理を追加した。 - callrealmode: ミニ OS 開始後に BIOS を呼び出すため、仮想マシン上 の BIOS を呼び出せるようにした。 - MBR を読み込む処理を含む複雑なアセンブリ言語のソースファイルを削 除した。その処理を callrealmode を用いて C で書き直した。 3. ATA コマンド発行機能 ATA コマンドを VMM から発行する機能を追加した。 4. バグfixと機能改善 * Realtek RTL816x Ethernet driver - ログ出力機能を追加した。 * Intel PRO/1000 Ethernet driver - ログ出力機能の初期化コードを、ノート PC の内蔵デバイスに対応す るように改善した。 * Core - NULL ポインター検出のために、プロセスが動作していない間、仮想ア ドレス空間の下位 1GiB をアクセス禁止にした。 - 640KiB 以下のアドレスのメモリを確保する機能を追加した。リアルモー ドの BIOS フックの実装は以前よりも容易になった。 - int $0x15 のフックにおいて、特別な I/O を使用しないようにした。 - CPU インタープリター: プリフィックス長ではなく、命令長をチェッ クするようにした。 - シャドウページテーブル: 一部 PC の BIOS において、無限ループに 陥るバグを修正した。 - シャドウページテーブル: アクセス許可フラグが正しく反映されない バグを修正した。 - シャドウページテーブル: CR0.WP ビットの処理を改善した。 - シャドウページテーブル: ミニ OS 後に MMIO のフック登録に失敗す ることがある問題を修正した。 - シャドウページテーブル: シャドウページテーブルを無効化する特別 なオプション CONFIG_CPU_MMU_SPT_DISABLE を追加した。これは、シャ ドウページテーブルの性能を調べるためのものである。 - vt: リアルモードセグメントレジスターの変更処理を改善した。 - vt: VMLAUNCH/VMRESUME に失敗した時の、スタックポインターのずれ を修正した。 - vt: Atom Z520/Z530 プロセッサーで発生するイベントデリバリー処理 の問題を修正した。 - svm: 32 ビットコンパイルするとタスクスイッチ時の処理が正しく実 行されない問題を修正した。 - svm: ゲスト OS が IA32_MTRR_DEF_TYPE MSR を変更する際に BitVisor が panic する問題の回避策を追加した。 - USB MSCD ドライバー: 配列サイズが足りなかったのを修正した。 - USB MSCD ドライバー: メモリリークを修正した。 * その他 - GCC の最適化による誤動作を防ぐため、CFLAGS に -fno-strict-aliasing オプションを追加した。 - boot/login: 64 ビット環境でコンパイルできなかった問題を修正した。 - boot/login-simple: 64 ビット環境でコンパイルできなかった問題を 修正した。

News

  • 2011/10/28: BitVisor 1.2 is released.
  • 2010/12/24: BitVisor 1.1.1 is released.
  • 2010/12/21: A manual for BitVisor 1.1, written by IGEL Co.,Ltd, is released.
  • 2010/ 6/ 4: BitVisor 1.1 is released.
  • 2009/ 8/ 7: BitVisor 1.0.1 is released.
  • 2009/ 3/31: BitVisor 1.0 is released.

ニュース

  • 2011/10/28: 株式会社イーゲルがプレスリリースを発表しました.
  • 2011/10/28: BitVisor 1.2 をリリースしました.
  • 2010/12/21: 株式会社イーゲル作成による BitVisor 1.1 のマニュアルをリリースしました.
  • 2010/ 6/ 4: BitVisor 1.1 をリリースしました.
  • 2009/ 8/ 7: BitVisor 1.0.1 をリリースしました.
  • 2009/ 3/31: BitVisor 1.0 をリリースしました.

Overview of BitVisor

BitVisor の概要

「BitVisor」は,PC のセキュリティ向上を目的とした
ハイパーバイザ(仮想マシンモニタ)です.

What's BitVisor

BitVisor とは

セキュリティ目的のハイパーバイザ

BitVisor (ビットバイザー)は,PC のセキュリティ向上を目的として開発されたハイパーバイザ(仮想マシンモニタ)と呼ばれるシステムソフトウェアです.

強力なセキュリティの実現

BitVisor は,仮想マシンモニタとして OS よりも下で動作することにより,ユーザの操作やOSの機能に影響を受けることなく,確実かつ強制的にセキュリティ機能を実施することが出来ます.

純国産オープンソース・ソフトウェア

BitVisor は,ゼロからフルスクラッチで開発された純国産のソフトウェアで,バイナリ及びソースコードは BSD ライセンスで公開されています.

セキュアVMプロジェクトによる開発

BitVisor は,筑波大学を中心に実施された「セキュアVMプロジェクト」において,約2年間かけて開発され,平成21年3月31日にはバージョン 1.0 がリリースされています.

SecureVM Project

セキュアVMプロジェクトとは

BitVisor was initially developed by the SecureVM project, an R&D project in Japan initiated by NISC (National Information Security Center) and executed by several organizations centered around the University of Tsukuba. The purpose of the project is to prevent information leakages from desktop/laptop PCs which are commonplace in both government and corporate organizations.

セキュアVMプロジェクトとは,内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)の主導のもと,文部科学省の競争的研究資金である科学技術振興調整費に採択された課題「高セキュリティ機能を実現する次世代OS環境の開発」の一環として実施された研究開発プロジェクトのことです.

セキュアVMプロジェクトは,大学(筑波大学,電気通信大学,慶應大学,東京工業大学,奈良先端科学技術大学院大学,豊田工業高等専門学校),企業(NTTデータ,NEC, 富士通,日立製作所,ソフトイーサ,イーゲルほか),政府機関(内閣官房情報セキュリティセンター,情報通信研究機構,情報処理推進機構ほか)の連携により実施されました.

Goals of BitVisor

BitVisor の目的

「BitVisor」の目的は,
PC 環境からの情報漏洩を防止することです.

Goals: "Preventing Information Leakage from PC"

情報漏洩の問題

情報漏洩の多発

近年,様々な組織(企業や官公庁,学校,病院など)において,個人情報などの機密性の高い情報が大量にコンピュータで管理されるようになっています.しかし,これらの情報が第3者に漏洩してしまう事件が頻繁に発生しており,非常に大きな問題となっています.

例えば,NPO 日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)の調査によると,2007年度に発生した個人情報漏洩事件は864件,情報が漏洩した人数は3,053万人に上り,想定損害賠償総額は2兆2,000億円以上とされています(「2007年度 情報セキュリティインシデントに関する調査報告書」より).

PCからの情報漏洩

BitVisor では,このような多発している情報漏洩の問題のうち,特にデスクトップPCやノートPCなどのような,PC環境からの情報漏洩を防止することを目的としています.

PCはユーザの手元で使用されるため,サーバなどに比べるとセキュリティ管理が十分に行われていないことが多くなっており,情報漏洩が多発する要因の一つとなっています.

Goals: "Two Major Reasons of Information Leakage"

情報漏洩の原因

情報漏洩の2大原因

PC環境からの情報漏洩の主な原因には,大きく分けると「ストレージからの情報漏洩」と「ネットワークからの情報漏洩」の2つがあります(図1参照).

PC環境からの情報漏洩

図1:PC環境からの情報漏洩

ストレージからの情報漏洩

ストレージからの情報漏洩は,PC本体やUSBメモリなどの紛失・盗難によって発生します.ストレージとは,情報を保存するための記憶媒体のことで,ストレージが第3者の手に渡ると,内部に保存されている個人情報などが読み取られてしまいます.

このようなストレージの紛失・盗難は,情報漏洩が発生する大きな原因の一つとなっており,JNSAの調査では2007年度において漏洩原因の37.1%を占めています.

ネットワークからの情報漏洩

ネットワークからの情報漏洩は,個人情報を含んだPCがウィルスに感染した場合などに発生します.日本においてもっとも顕著な例はWinnyなどのファイル共有ソフトを経由した情報漏洩で,PC内に格納された情報が無作為にインターネットに配布されてしまいます.

ファイル共有ソフトに起因する情報漏洩事件は依然として続いており,JNSAの調査では2007年度において総件数の16.1%を占めています.

Functions

BitVisor の機能と構成

「BitVisor」は,
仮想マシンモニタで暗号化と認証をおこない,
情報漏洩を確実に防止します.

Encryption and Authentication

情報の暗号化と認証

BitVisor では,ストレージ及びネットワークからの情報漏洩を防止するために,暗号化及び認証技術を用います.

ストレージの暗号化
ストレージ暗号化

ストレージからの情報漏洩を防止するために,ハードディスクや USB メモリ,CD-R/DVD-R などの内容を強制的に暗号化します.これにより,仮に PC や USB メモリが紛失したり盗難にあっても,復号するための鍵が無い限りその情報を読み取ることができなくなります.

ネットワークの暗号化・接続先の限定
ネットワーク暗号化

ネットワークからの情報漏洩を防止するために,VPN(仮想専用線)接続を利用して,PCからのパケットを強制的に暗号化します.また,VPN の接続先をあらかじめ指定したサーバに限定します.これにより,ネットワークの盗聴やウィルスによるインターネットへの情報漏洩を確実に防止することができます.

ICカードによる鍵管理・認証
ICカード

暗号化の鍵の管理やVPN接続の認証を安全におこなうために,国家公務員身分証明書でも用いられている Type B と呼ばれる方式の IC カードを用います.これにより,暗号化や認証の鍵を安全に保管できるほか,仮に IC カードまで紛失しても PIN を知らない限り鍵を使えないようにすることができます.

Security with Virtual Machine

仮想マシンによるセキュリティ

セキュアVMプロジェクトでは,既存の Windows などのOS(オペレーティングシステム)やアプリケーションをそのまま使えるようにするために,上記の暗号化・認証機能を OS やアプリケーションには一切依存しない形で実現します.これにより,従来の環境を大きく変えることなく情報漏洩を防止することができるようになるほか,例え OS にセキュリティ上の脆弱性があったとしても,暗号化・認証機能が損なわれることが無いことを保証できるようになります.

これを実現するために,セキュアVMプロジェクトでは,Windows などの OS は『セキュアVM』と呼ばれる安全な仮想マシン環境の中で動作させます(図2参照).

SecureVM

図2:セキュアVMの構成

仮想マシン(VM: Virtual Machine)とは,ソフトウェアによって仮想的に作り出されたコンピュータのことです.仮想マシンは,OS から見るとあたかも本物のコンピュータと同じであるかのように見えるため,既存の OS やアプリケーションを改変することなくそのまま動作させることが可能です.

仮想マシンは,仮想マシンモニタ(VMM: Virtual Machine Monitor)と呼ばれるソフトウェアによって実現されます.仮想マシンモニタとは,OSと物理的なハードウェアの間に入って動作するソフトウェアのことです.従来のPC環境では,OSは物理的なハードウェアに直接アクセスしていたのに対して,仮想マシン環境では,OSは仮想マシンモニタが提供する仮想ハードウェアを通じてのみ物理的なハードウェアにアクセスすることができます.

『セキュアVM』では,仮想マシンモニタの機能で仮想マシンに対して暗号化などのセキュリティ機能を付加することにより,あたかもセキュリティ機能を最初から装備しているかのような「安全なコンピュータ」を仮想的に作り出しています.

また,『セキュアVM』は仮想マシンモニタやハードウェアからは完全に隔離された環境になっているため,仮想マシンモニタはセキュアVM内で動作する OS の脆弱性などに影響を受けることなく,安全かつ確実にセキュリティ機能を実現することができます.特に近年では,OS を丸ごと乗っ取ることが出来てしまう攻撃手法が増えつつあるほか,OS の高機能化・複雑化に伴って OS 自身の安全性を保つことが困難になりつつあることから,仮想マシンモニタのレイヤで根本的なセキュリティを実現する手法はますます有効になりつつあります.

Usecase

利用例

「BitVisor」を用いると,
USBメモリなどで情報を安全に持ち出したり,
社内LANなどの情報に安全にアクセスすることが出来ます.

Use Case

利用例

BitVisor を用いた場合のシステム構成例を図3に示します.

ユーザは,組織内のネットワークに接続されたPCから情報にアクセスすることが出来るほか,これらの情報を安全に外に持ち出してノートPCなどでアクセスすることも出来ます.

例えば,組織内のPCで情報をUSBメモリに格納すると,その情報は自動的・強制的に暗号化されます.従って,仮にUSBメモリを外部に持ち出して紛失したり盗難されたりしても,暗号化のカギを知られない限りは情報を読み取られることが無いため,情報漏洩は発生しません.

Structure

BitVisor の構成

「BitVisor」の構成は,
3つの「セキュリティモジュール」と,
デバイスを制御する各種「ドライバ」と,
仮想マシンモニタの「コア」からなります.

Functions

機能

セキュアVMプロジェクトで開発した仮想マシンモニタ「BitVisor」では,情報漏洩の防止を目的として,(1)ストレージ管理,(2)ネットワーク管理,(3)ID管理,の3種類のセキュリティ管理モジュールを内蔵しています(図1参照).

ストレージ管理では,内蔵ハードディスク(ATA)やUSBメモリ,CD-R/DVD-Rなどのストレージデバイスの内容を暗号化します.暗号アルゴリズムには,IEEE で標準化されたストレージ向けの暗号規格である AES の XTS モード(IEEE 1619)を用いています.

ネットワーク管理では,VPN 接続を用いてネットワークパケットの暗号化及び接続先サーバとの認証をおこないます.VPN 接続のプロトコルには,IETF で標準化された IPsec (IPv4, IPv6) を用いています.

ID管理では,ICカードを用いてストレージ管理の暗号鍵や IPsec における公開鍵暗号認証の秘密鍵を安全に保管します.ICカードには,ISO/IEC で標準化された Type B と呼ばれる規格を用いています.

また,BitVisorには,上記の3種類のセキュリティモジュールを実行するための基盤となる,仮想マシンモニタのコア機能が含まれています.コア機能では,Intel VT という CPU の仮想化支援機構を利用して,仮想マシンモニタの機能を安全かつ効率よく実装しています.また,AMD-V という仮想化支援機構も実験的にサポートしており,Intel 社及び AMD 社の両方のマシンで動作します.

Feature

BitVisor の特徴

「BitVisor」の特徴は,
「準パススルー型」というユニークな構造により,
仮想マシンモニタを極めて小さく安全にできる点です.

BitVisor is a tiny hypervisor (Virtual Machine Monitor) for enhancing the security of desktop computers. It can be used as a basis for implementing various security services, such as intrusion detection and access control, in addition to built-in security services that can enforce encryption of storage and networks for preventing information leakages, by providing a facility for security services to intercept and manipulate I/O access from the guest OS in a secure and reliable fasion.

BitVisor(ビットバイザー)は,デスクトップPCやノートPCのセキュリティを向上させるための,非常に小さなハイパーバイザー(仮想マシンモニタ)です.ハイパーバイザー内のセキュリティモジュールでゲストOSからのI/Oアクセスを監視・変換する機能によって,ストレージやネットワークの強制的な暗号化,侵入検知,アクセス制御などの様々なセキュリティ機能を実施することが可能になります.ハイパーバイザー自身を極めて小さく保つことにより,ハイパーバイザー自身のセキュリティ・信頼性の向上及びオーバーヘッドの低減を実現しています.

The architecture of BitVisor

Figure 1: The architecture of BitVisor

The BitVisor hyperver is designed to minimize the size of the hypervisor, and hence the size of TCB (Trusted Computing Base), to improve the reliability of the hypervisor itself. Its unique architecture, called parapass-through, allows that most of the I/O access from the guest operating system to pass-through the hypervisor while I/O access critical to the security is completely mediated by security modules in the hypervisor.

The hypervisor requires no modification to guest OSs: Windows Vista/XP, Linux, FreeBSD, and other OSs can run on it. However, it depends on the specific hardwares, such as processors (with Intel VT or AMD-V), and I/O devices (currenty IDE, UHCI, Intel PRO/1000 devices to encrypt storage and networks). Since the purpose of the hypervisor is to enhance the security of desktop OSs, it does not support multiple VMs to run simultaneously.

Comparison

他方式との比較

OSによる暗号化

シンクライアント

仮想マシンモニタ

Download

ダウンロード

NameDateDescriptionDownload
BitVisor 2011/10/28 The BitVisor hypervisor bitvisor-1.2.tar.gz
VPN (IPv4) 2008/3/19 A VPN (IPsec) client module for IP version 4 vpn_ipv4_only.tar.gz
VPN (IPv6) 2009/3/19 A VPN (IPsec) client module for IP version 6 vpn_ipv6_only.tar.gz

Sourceforge Download Page

Document

ドキュメント

NameDateDescriptionDownload
BitVisor Manual BitVisor マニュアル 2010/12/24 A manual for BitVisor 1.1 BitVisor 1.1 のマニュアル bitvisor-1.1-manual.pdf bitvisor-1.1-manual-japanese.pdf

Sourceforge Download Page

License

ライセンス

BitVisor is distributed under the terms of the modified BSD license.

BitVisor は修正版 BSD ライセンスの基で配布されます.

Copyright (c) 2007, University of Tsukuba All rights reserved. Redistribution and use in source and binary forms, with or without modification, are permitted provided that the following conditions are met: 1. Redistributions of source code must retain the above copyright notice, this list of conditions and the following disclaimer. 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright notice, this list of conditions and the following disclaimer in the documentation and/or other materials provided with the distribution. 3. Neither the name of the University of Tsukuba nor the names of its contributors may be used to endorse or promote products derived from this software without specific prior written permission. THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE COPYRIGHT HOLDERS AND CONTRIBUTORS "AS IS" AND ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE COPYRIGHT OWNER OR CONTRIBUTORS BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE.

Derivation

派生物

This product includes software developed by the OpenSSL Project for use in the OpenSSL Toolkit (http://www.openssl.org/)

本製品は OpenSSL プロジェクトによって開発された,OpenSSL Toolkit で利用するためのソフトウェアを含んでいます (http://www.openssl.org/).

Copyright (c) 1998-2003 The OpenSSL Project. All rights reserved. Redistribution and use in source and binary forms, with or without modification, are permitted provided that the following conditions are met: 1. Redistributions of source code must retain the above copyright notice, this list of conditions and the following disclaimer. 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright notice, this list of conditions and the following disclaimer in the documentation and/or other materials provided with the distribution. 3. All advertising materials mentioning features or use of this software must display the following acknowledgment: "This product includes software developed by the OpenSSL Project for use in the OpenSSL Toolkit. (http://www.openssl.org/)" 4. The names "OpenSSL Toolkit" and "OpenSSL Project" must not be used to endorse or promote products derived from this software without prior written permission. For written permission, please contact openssl-core@openssl.org. 5. Products derived from this software may not be called "OpenSSL" nor may "OpenSSL" appear in their names without prior written permission of the OpenSSL Project. 6. Redistributions of any form whatsoever must retain the following acknowledgment: "This product includes software developed by the OpenSSL Project for use in the OpenSSL Toolkit (http://www.openssl.org/)" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE OpenSSL PROJECT ``AS IS'' AND ANY EXPRESSED OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE OpenSSL PROJECT OR ITS CONTRIBUTORS BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE. ==================================================================== This product includes cryptographic software written by Eric Young (eay@cryptsoft.com). This product includes software written by Tim Hudson (tjh@cryptsoft.com). ====================================================================

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BitVisor® は日本及び米国における筑波大学の登録商標です.

BitVisor® is a registered trademark of the University of Tsukuba in Japan and United States.

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研究内容

BitVisorの研究に関するお問い合わせは,下記までお願いいたします.

東京大学情報基盤センター 情報メディア教育研究部門 品川高廣(准教授) ホームページ: http://www.os.ecc.u-tokyo.ac.jp E-mail: shina atmark ecc.u-tokyo.ac.jp
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本ホームページに関するお問い合わせは,下記までお願いいたします.

E-mail: webmaster atmark bitvisor.org