はじめに

BitVisor のビルドから起動までの手順を説明します。

このガイドでは、BitVisor v3.0 を実機や QEMU 上で動かすための手順を説明します。

概要

BitVisor の導入は大きく次のステップで行います。

  1. syslog の準備 — ハイパーバイザのログを受信できるよう rsyslog を設定する(推奨)
  2. ビルド設定 — make config で Kconfig オプションを選択し、defconfig でランタイム設定を記述する
  3. BitVisor のビルド — ハイパーバイザ本体 (bitvisor.elf) をコンパイルする
  4. UEFI ローダーのビルド — loadvmm.efi をコンパイルする
  5. 起動 — 実機の場合は USB ドライブ+EFI シェル、QEMU でも試せる

動作要件

x86_64

項目 要件
アーキテクチャ x86_64(Intel VT-x / AMD-V 対応プロセッサ)
ファームウェア UEFI 64 ビット(32 ビット UEFI は非対応)
ビルド OS Linux(x86_64)

AArch64(実験的)

v3.0 から AArch64 (ARM64) の実験的サポートが追加されました。 現在は Linux カーネルを virtio_net 経由のネットワーク付きで起動できます。

項目 要件
アーキテクチャ Armv8.1-A(VHE: Virtualization Host Extension 必須)
ファームウェア UEFI 環境
モード 64 ビットのみ(32 ビットは非対応)
クロスコンパイラ aarch64-none-linux-gnu-gcc 等

1. ビルド環境の準備

ソースコードの取得と rsyslog の設定

2. BitVisor の設定とビルド

Kconfig とランタイム設定(defconfig)の記述、およびハイパーバイザ・UEFI ローダーのビルド

3. 起動

実機(USB ドライブ+EFI シェル)と QEMU での起動手順

4. QEMU での動作確認

QEMU を使った x86_64・AArch64 での簡易テスト方法