[BitVisor-users:16] BitVisor Summit 5 参加募集
Takahiro Shinagawa
shina @ ecc.u-tokyo.ac.jp
2016年 11月 16日 (水) 13:37:01 JST
BitVisor MLの皆様:
東京大学の品川です。
『BitVisor Summit 5』の参加募集を送らせていただきます。BitVisor
Summit 5 は、第28回コンピュータシステム・シンポジウム(ComSys 2016)の
併設イベントとして、11月30日(水)に法政大学で開催されます。
ご興味のある方は、是非参加をご検討ください。なお、ご参加される場合は、
ホームページ( https://www.bitvisor.org/summit5/ )より参加登録をして
いただけるようお願いいたします。
皆様のご参加をお待ちしております。
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├┤ BitVisor Summit 5 ├┤
├┤ 参加募集 ├┤
├┤ 2016年11月30日(水) ├┤
├┤ 法政大学 ├┤
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■開催趣旨
BitVisor Summit は、BitVisor に興味を持つ幅広い層の方々に、交流や情報
交換の場を提供することを目的としています。BitVisor は純国産の仮想マシン
モニタですが、BitVisor のように日本国内において研究開発されており、なお
かつ高い完成度を持つ低レイヤのシステムソフトウェアはそれほど多くないの
ではないかと思います。
本 Summit は BitVisor に関する最新の技術的な情報の交換の場を提供する
ほか,仮想化技術やOSカーネルなど、高度な基盤システムソフトウェア全般に
興味を持った研究者・開発者・ユーザが交流する稀少な機会として有益な場と
なることを期待しています。
第5回目となる今回も、(社)情報処理学会OS研究会(システムソフトウェア
とオペレーティングシステム研究会)のサポートにより、第28回コンピュータ
システム・シンポジウム(ComSys2016)の併設イベントとして開催いたします。
■開催概要
日 時 2016年11月30日(水)
場 所 法政大学市ヶ谷キャンパス
東京都千代田区富士見2-17-1
主 催 (社)情報処理学会
システムソフトウェアとオペレーティングシステム研究会
(第28回コンピュータシステム・シンポジウム 併設イベント)
参加費 無料
ホームページ https://www.bitvisor.org/summit5/
■参加募集
BitVisor Summit 5では、アカデミックな方から産業界の方、一般の方など
様々な方々の参加をお待ちしております.
会場準備の都合上、BitVisor Summit 5に参加予定の方は,参加登録をして下
さるようお願いいたします.参加登録していただいた方には、BitVisor Summit
5 に関する情報などをご案内する予定です。
なお、参加費は無料です。また、ComSys 2016の参加申し込みとは独立してい
ますので、ComSys 2016本体(11月28〜30日)にも参加される方は、別途お申し
込みをお願いします。
■プログラム
13:00-13:30(30分)
「BitVisorの現状と今後」
*品川 高廣(東京大学)
BitVisor を応用したソフトウェアが vThrii として製品化され、東京大学を
始めとした教育用計算機環境で実運用が開始されています。本発表では、東京
大学で運用しているシステムの概要や今後の展望についてお話します。
13:30-14:00(30分)
「BitVisor 2016年の主な変更点」
*榮樂 英樹(株式会社イーゲル)
2016年は、大規模PC環境向けOS配信管理ソリューションの開発に伴い、
BitVisorに含まれていた様々な問題が修正されています。その修正には、
virtio-net対応の改良、最新世代のコンピューターへの対応、一部機種で発生
する問題への対応やメモリー管理のレースコンディションの修正などが含まれ
ます。これらの変更内容について紹介します。
14:00-14:30(30分)
「Virtualize APIC accessによるAPICフック手法」
*富田崇詠,明田 修平,瀧本 栄二,毛利 公一(立命館大学)
BitVisorでIntelプロセッサの分岐記録機構BTSの割込み機能を利用するために
は,APICレジスタの一部をフックする必要がある.このためにBitVisorに実装
されたMMIOのフック機能を用いることが可能であるが,今回はIntel VT-xの
Virtualize APIC accessを用いての実装について述べるとともに,両者の比較
について述べる.
14:30-14:40 休憩(10分)
14:40-15:10(30分)
「タイトル未定」
*松原 克弥(公立はこだて未来大学)
未定
15:10-15:40(30分)
「xHCI driver implementation」
*Koomsin, Ake(IGEL Co., Ltd. )
The talk gives you an overview of the xHCI driver
implementation. Topics will cover:
- xHCI architecture overview
- Relationship between Host Controller drivers, and USB drivers
- Challenges, and implementation details
- Changes in USB architecture
15:40-16:20(40分)
「TinyVisorを動作させる際に体験したエラーの共有,解説」
*安岡亮輔(筑波大学)
現在OSを2つ動作させることのできる,BitVisorベースのハイパーバイザであ
るTinyVisor(BitVisor summit2より)を用いた研究を行っている.その際
TinyVisorを動作させるにあたり,多くのエラーが発生した.そこで本発表で
は体験したエラーやその対処法を解説していく.
16:20-16:30 休憩(20分)
16:30-17:00(30分)
「BitVisor内蔵のlwIPでAlkanetのログ送信を試みる」
*山下 雄也,明田 修平,瀧本 栄二,毛利 公一(立命館大学)
我々は,BitVisorをベースとしたシステムコールトレーサAlkanetを開発して
いる.従来のAlkanetでは,Alkanetが動作するマルウェア観測用端末と,トレー
スログを受信するロギング用端末の2台を,IEEE 1394ケーブルで接続する必要
がある.現在,イーサネットを利用して柔軟な端末構成を可能とするために,
lwIPによるトレースログ送信機能の構築を進めている.本発表では,ログ送信
の試みにより得られた知見として,ゲストOSに対してNICを隠蔽するか否かに
よる性能差やARPの対処に関する考慮が必要であることが明らかになったので,
これらについて述べる.
17:00-17:30(30分)
「BitVisor と KVM の性能比較の落とし穴 & BitVisor Advent Calendar
について」
*深井貴明(筑波大学)
発表の前半では BitVisor と KVM で性能比較をする際に遭遇した問題につい
て解説します. 後半は,昨年行った BitVisor Advent Calendar 2015 の振り
返りと,今年の BitVisor Advent Calendar についてのお話をします.
17:30-
フリーディスカッション
■問い合わせ先
品川高廣(東京大学)
summit @ bitvisor.org
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テキスト形式以外の添付ファイルを保管しました...
ファイル名: smime.p7s
型: application/pkcs7-signature
サイズ: 3715 バイト
説明: S/MIME Cryptographic Signature
URL: <http://www.bitvisor.org/archives/bitvisor-users/attachments/20161116/ed794166/attachment.p7s>
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